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第三十九問
東2局 0本場 東家 4巡目
持ち点25000点 トップ目27000点
いよいよ夏が近づいてくるのう。
夏に向けてさらに麻雀力を高めるべく、
良形だらけの難問について考えていくぞい。
振り返ってみてくれい。
わしは
切りを推すぞい。
マンズ、ピンズ、ソーズが全て良形で、悩ましい手牌じゃな。
これくらいの手牌じゃったら、平均打点を高くしつつ、良形テンパイになるように進めていきたいのう。
この問題の打牌候補は良いと思うものから順に・
・
じゃ。
それぞれの打牌について解説するぞい。
切り
から３メンツ１雀頭を作る構想じゃな。
ピンズが連続系になったら切りテンパイ、・
ツモはのようなシャンポンとリャンメンを複合させた待ちにして、待ちを広くし、平均打点も上げる狙いがあるぞい。
先にマンズが入った場合じゃが、・
ツモならマンズの４面待ち、
・ツモなら切られている枚数を確認して、・待ちか・待ちにするのが良さそうじゃな。
はと入れ替え、はツモ切りして、もっと良い待ちでテンパイするのを待つのがオススメじゃぞ。
切り
マンズとソーズの良形テンパイを目指す１打じゃな。や
を使う場合もピンフの確率が高く、打点も５８００点以上になりやすいぞい。ただし、と残した方が・・で７７００点、・
でも高目７７００点と、打点が高いテンパイが多く、東２局では高打点狙いのために残しておきたい牌じゃな。
切り
ピンズの連続系もソーズの良形も活かせるのじゃが、先に・
を引いてしまった場合は
のようにあがりにくいテンパイになるのがデメリットじゃな。マンズ、ピンズ、ソーズ全て良い形なのじゃが、最も枚数を多く使っているマンズは切らずに手を進めるのが柔軟な選択じゃぞ。
他にも、・・切りが候補じゃが、これらを選んでしまった人は、手役を重視しすぎてあがり逃しする傾向があるかもしれんので注意が必要じゃ。
一見、２３４の三色同順を狙ってしまいそうな手牌じゃが、を切ってもなお不確定では深追いする価値が低いと思うぞい。
もし、似たような形から三色同順を狙うなら…
こんな形からを切って狙うのがオススメじゃ。
三色同順は魅力的な役なのじゃが、不確定な三色同順よりも赤ドラを活かした良形テンパイの方が安定した打点をもたらしてくれるぞい。
打点を狙いすぎていると感じた人はぜひ中くらいの打点をおろそかにしない選択をしてみておくれ。
リーチ＋赤ドラ＋１飜を効率良く活かして、良形高打点の巧者を目指すのじゃ！
