Maru-Jan ポイント購入 ゲーム開始
トップゲーム紹介ダウンロード会員ページランキングヘルプ
TOP > コンテンツの一覧 > 神様の麻雀『何切る?』/麻雀の神様の『何切る?』
神様の麻雀『何切る?』

第四十四問

2局 0本場 西家 4巡目
持ち点32000点 トップ目35000

ドラ
六萬
わしは麻雀の神様じゃ。
6月はジメジメした日が続き我慢が強いられるのう。
今回はそんな我慢の中で
如何に先を見据えた麻雀を打つかを解説していくぞい。
では、わしの解説を参考に
振り返ってみてくれい。
神様の解説

わしは赤五筒切りを推すぞい。

手牌はドラが完全に孤立しているリャンシャンテンじゃな。

ここで思いを巡らせて欲しいのは、目の前の手牌だけではなく、何を目指してこの局を進めていくかということじゃ。

現在自分の置かれている状況に注目してみるぞい。南2局、トップ目とは3000点差、親番を一回残しておる。そのことを念頭に入れると、この局は無理をせず、あがりを狙いつつ局を消化していくことが最も大事なテーマとなるのじゃ。

さて、赤五筒切りは赤ドラを活かした良形変化を見切る選択じゃが、

・4メンツ1雀頭の候補は既にある

・可能な限りあがりを目指しつつ局を消化することに重きを置く

この2点に着目すると赤ドラを活かす変化の優先度は下がるのう。ここで求められているのは、相手の攻撃にそなえて手をスリムにすること。また、打点が低くてもあがりやすい形を目指すということじゃ。

この手牌からどのようなあがり形が考えられるのじゃろうか。メンゼンであればリーチ、一盃口、鳴くのであれば役牌、チャンタ、三色同順、あたりが考えられるのう。

手牌構成を分けてみると、

一萬二萬二萬三萬三萬 六萬 一筒二筒 赤五筒 一索三索四索 白白 となり、

赤五筒がシャンテン数や手役構成に影響しない完全な余剰牌だということが明確じゃのう。

ここは守備力を高めるためにも、戦略的に不要なドラを切ることの重要性を意識して欲しいのじゃ。また、赤五筒切りのメリットとしては、最終形がペン三筒待ちになった場合に、出あがりしやすいことがあげられるぞい。

次に赤五筒切りの後は、どのようにあがりを目指していくかを指南するぞい。ここで気をつけて欲しいのはどの牌から鳴いたかによってその後の切る順番が変わってくるということじゃ。

首尾よく白からポンできて役が確保できたなら一索切りじゃ。牌効率を重視しつつ、ドラの六萬にくっつく変化を大事にしたいのう。

二索三筒からチーした場合はドラの六萬を切るぞい。特に、二索チー、打六萬ならば、ソーズの染め手のように見せかけることができて、この次に鳴きたい、ピンズとマンズが出やすくすることができるのじゃ。次に三筒チーなのじゃが、前巡に切った赤五筒と合わせて考えるとピンズのホンイツや一気通貫の可能性が低くなり、三色同順や役牌の警戒が強くなってしまうのじゃ。なのでここは、安全度を重視するという意味合いでの打六萬とするのが良いのう。

一萬からチーした場合は、四索を切るぞい。リャンメンを残したくなるが、役牌をポンした場合、雀頭が存在しないまま進行することになり、裏目の五索を引いた場合の価値はそこまで高くないと言えるのじゃ。つまり、マンズ以外の牌を切ってマンズのホンイツに見せかけた方が手を進めやすくなるのう。

また、一萬チー、打四索の後に七萬を引いた場合は

一萬二萬三萬六萬七萬一筒二筒一索三索白白 一萬二萬三萬チー

この形になり、マンズのホンイツへ移行していくことも可能なので、他家に切りにくい危険牌の四索から先切りする方が理にかなっておるぞい。

さらに、四萬五索からは鳴かないということも肝に銘じておきたいのう。何故ならば、次の副露か手出しで役牌の後付けであることがバレやすくなってしまうのじゃ。

今回は長期的な戦略を鑑みた打牌選択となったがいかがじゃったかな。目の前のドラに惑わされることなく長い目で見て最良の選択肢を選ぶのじゃ。ジメジメしたこの時期も、梅雨明けと夏の到来を長い目で見据えて耐え抜くのじゃ。

この教訓を活かしてゲームを開始する!!
まぁじゃん川柳

まーじゃん川柳募集中!
詳しくはこちら